睡眠は大事(キリッ
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日記の方に、墓穴で溺死する弓が見たいって言ってくれた人がいまして、正直すごくテンションが上がりました。
ものすごく自己満足的なアレで需要ないかと思ってたのですごくすごーく嬉しかった。
ので、途中までしかかけてないけど父の日小話を。まだ来週だけどね父の日は!!…あれ、これねたばれ?
明日また6時起きだから夜更かしできないのが残念… 正直この後の展開どうしようか迷ってる。
希望があったられっつ・こめんとですよ!!
ちなみにこの話の設定では、真白ちゃんはイレギュラーサーヴァント・プレイヤーとして召喚されてます。
怪しまれるし戦いを挑まれるし、わりと散々な目に遭いますが、話合いプッシュな士郎くんが最終的に単独プレイに出て、なんだかんだで士郎とはそれなりに親交深めます。
ちなみにアーチャーも怪しんでたの?って思うかもしれないけど、凜の暴走召喚で微妙に記憶とんでる+真白が顔隠すような衣装着てるってことで思いっきり襲撃してます。バカめが。
聖杯戦争ラストあたりで結局アーチャーのこともその根源たる士郎のことの見捨てられずに、所謂、全く犠牲のない”えみやしろう”の理想のエンディングを彼女の《聖杯》でもって実現しました。 そのあとでの話です。
ちなみにプレイヤーは《祈る者》という意味でつけてみた。ようするに、聖杯に願ってその力を使う者、みたいな。
でも普通にプレイヤーっていったらprayerよりもplayerの方が一般的だろうから、セイバーやら凜やらアーチャーやらは、後者の意味でとるわけです。この場合、演奏者とか競技者とかは不自然だから、《遊び人》、もしくは《操作者》。ゲームの《プレイヤー》とか、そんな感じの意味で。
それで余計に不審を深めちゃうわけですなー。
あ、ついでに真白さんサーヴァント召喚ルートでは、イレギュラーサーヴァント、いわゆる上のプレイヤーとして呼ばれるルートとキャスターとして呼ばれるルート考えてます。キャスタールートの場合はマスターは士郎。オチも士郎になりそうな予感。プレイヤーだと自らの聖杯のバックアップにより、マスターは存在する必要がない、単独行動EX持ちになるね。多分オチはアーチャーなのかな?
しっかし、このアーチャー、報われてる奴はともかくとして、そうじゃない奴はなんかヤンデレ化しそうなんだが…どういうことだ。ヤンデレアーチャーとか初耳だぞなにその新境地…
ものすごく自己満足的なアレで需要ないかと思ってたのですごくすごーく嬉しかった。
ので、途中までしかかけてないけど父の日小話を。まだ来週だけどね父の日は!!…あれ、これねたばれ?
明日また6時起きだから夜更かしできないのが残念… 正直この後の展開どうしようか迷ってる。
希望があったられっつ・こめんとですよ!!
ちなみにこの話の設定では、真白ちゃんはイレギュラーサーヴァント・プレイヤーとして召喚されてます。
怪しまれるし戦いを挑まれるし、わりと散々な目に遭いますが、話合いプッシュな士郎くんが最終的に単独プレイに出て、なんだかんだで士郎とはそれなりに親交深めます。
ちなみにアーチャーも怪しんでたの?って思うかもしれないけど、凜の暴走召喚で微妙に記憶とんでる+真白が顔隠すような衣装着てるってことで思いっきり襲撃してます。バカめが。
聖杯戦争ラストあたりで結局アーチャーのこともその根源たる士郎のことの見捨てられずに、所謂、全く犠牲のない”えみやしろう”の理想のエンディングを彼女の《聖杯》でもって実現しました。 そのあとでの話です。
ちなみにプレイヤーは《祈る者》という意味でつけてみた。ようするに、聖杯に願ってその力を使う者、みたいな。
でも普通にプレイヤーっていったらprayerよりもplayerの方が一般的だろうから、セイバーやら凜やらアーチャーやらは、後者の意味でとるわけです。この場合、演奏者とか競技者とかは不自然だから、《遊び人》、もしくは《操作者》。ゲームの《プレイヤー》とか、そんな感じの意味で。
それで余計に不審を深めちゃうわけですなー。
あ、ついでに真白さんサーヴァント召喚ルートでは、イレギュラーサーヴァント、いわゆる上のプレイヤーとして呼ばれるルートとキャスターとして呼ばれるルート考えてます。キャスタールートの場合はマスターは士郎。オチも士郎になりそうな予感。プレイヤーだと自らの聖杯のバックアップにより、マスターは存在する必要がない、単独行動EX持ちになるね。多分オチはアーチャーなのかな?
しっかし、このアーチャー、報われてる奴はともかくとして、そうじゃない奴はなんかヤンデレ化しそうなんだが…どういうことだ。ヤンデレアーチャーとか初耳だぞなにその新境地…
ふとカレンダーを見て、そういえばそんな日もあったな、と彼女は思った。
常に傍観者であることを己に課し、仕舞いには《対価の魔女》なんてへんてこりんな異名すらつけられたような自分なのに、どうにも過去の想い人には甘いらしい。だって、何を贈れば喜んでくれるだろうか、なんて、わくわくしてしまっている自分がいるのだ。
そして、それを悪くないなと思ってしまっている自分もいる。
(さてと、)
とりあえず、なにかプレゼントすることは決定事項。ならば彼がより喜んでくれるものがいい。彼の幸せを、自分は何よりも望んでいる。それこそ、対価無しに彼の望む《未来(ねがい)》を叶えてしまった程度には。
ならば、と贈り物についての相談をする人物は、彼女の中ですでに決定していた。
*****
「…で、俺に?」
「うん」
「なんでさ…?」
困惑した声を返したのは、正義の味方志望の赤毛の少年だった。
彼女にはどう頑張っても返しきれないような恩もある。しかしそれがなくとも、普通に好ましく思っている彼女が困っているというのなら、助けるのはもちろんやぶさかではないのだが……正直、真面目に彼は困惑していた。なんでアーチャーに贈り物をするのに自分に相談に来たのだろう。
「衛宮士郎だから」
真白の答えはあっさりと簡潔だった。彼女としてはエミヤシロウの好みは多分衛宮士郎であったころとそう大差はないだろうという至極当たり前の思考の元、そういう答えに辿り着いたのだが、なんか気に食わないと思う弓兵が一体「誰」なのかなんて知らない士郎にとってはピンポイントにアドバイザーとして士郎が選ばれた理由がよくわからない。
まあ、だが、これは好都合な展開というやつなのか?と士郎は思った。
凜からも頼まれていたのだ――曰く、彼女のサーヴァントであるアーチャーが、目の前の少女――プレイヤーのサーヴァント、もとい真白のことを好きらしいと。
だから仲をどうにか取り持ってやりたいのだと告げた彼女に、なんだかんだ言って遠坂は優しいよな、と素直に思った彼は知らない。
素晴らしくパワフルな女性陣にいつも振り回される運命にある衛宮士郎が最近、問題を起こさずいつも彼を労わってくれ、加えてよくアフターフォローまでしてくれる真白に癒しを見出しつつあり、それ以上二人の仲が急接近することを恐れた女性陣が、アーチャーの恋愛事情を出しにして士郎の恋愛対象から外そうと画策していたことを。すでに好きになっていたならともかくとして、そうでないのなら他人の想い人は衛宮士郎が衛宮士郎であるかぎり、恋愛対象に入ることはないのである。
ていうかそんな理由で応援されることになったアーチャーは幸運なのか不運なのか。
「士郎だったら、何が欲しい?」
「えっと…」
「難しく考えなくていい。純粋に、なにか貰えるとしたら何がいい?士郎の場合は、でいいから」
アーチャーの喜びそうなものを、と考えていた士郎はそう言われて、自分の欲しいものを思い浮かべる。そうだな、最近人数も増えて中々今までの奴じゃ辛いから――
「もうすこし大きい万能鍋と、コンロも増やしたいし、ああ、サイズが大きい圧力鍋もいいな、時間短縮できるし」
「じゃあそれで。コンロは置き場所に困りそうだから、圧力鍋にしとく」
「ああそうだな、別に圧力鍋は普通の鍋としても使えるし、ってちょっと待て!!?」
思わず声を上げた士郎を、真白は心底不思議そうな顔で見ている。なにかおかしいところでもあっただろうか、と本気で思っている。いやいやいや、と士郎は思った。
(なんだその色気のカケラもないプレゼント!!?)
プレゼントをしたいと言うくらいだから、もしかして彼女もアーチャーのことを…なんて思っていたのだが、違ったのだろうか。いやいやいや、しかし好意を持っていない相手に贈り物なんてしないだろうし。え、でも好きな人に圧力鍋プレゼントされて嬉しいか!?嬉しいのか普通!!?
これが男女が逆だったらまだ、まあ、可能性はあるかもしれないが、それでも普通鍋はないだろう鍋は。
「いや、えっと、どうせだったら、ほら!手作りの料理とかお菓子とかどうだ!?きっとアーチャー喜ぶと思うぞ!?」
「……」
すごく嫌そうな顔をされた。
…いや、なんでさ。
「もしかして、料理とかしたことないのか?なんだったら俺が教えるぞ?」
「……前に」
ぼそり、と真白はつぶやいた。
「前に、お菓子作ったの、あげたら…ダメだしされて作り直し指導された挙句に自分のとは比べ物にならないくらい美味しそうで実際美味しいのを食べさせられた」
ぐうの音も出ない自分の様子を見て、あの赤いサーヴァントは、大層自慢げかつ満足げだったことを、真白はよく覚えている。ああ覚えているとも。聖杯に常にバックアップデータを取られている真白の記憶(メモリ)は常に完全であり、彼と違って摩耗することなどありえない。辛い記憶も、幸せな記憶も、そのまま完全な状態で残り続ける――当然、むかつく記憶もだ。
おかげであの時決めたこともまるで昨日のことのように思い出せるとも。そう、自分は心に誓ったのだ―――二度と彼に手作りのモノは贈るまいと!!!
しかもそんなことをしたのは自分に対してだけで、一緒に作って、自分に作り方を教えてくれていたリンの分は普通に受け取って、美味しいと褒めていやがったのである。あのころまだ恋する乙女だった自分は普通に傷ついたんだぞあの駄目サーヴァントめ。
そして士郎は思った。
( な に や っ て ん だ アーチャーぁぁぁあああぁああああ!!?)
それはひどい。あまりにもひどい。確実に想い人にするような仕打ちではない。何を考えているんだあの男!!?
――いやまあ、当時は彼、マスターのこと好きとか思ってなかったからね。うん。なんて、天の声を漏らしてみたり。
「……士郎は」
「どういうつもりなんだあいつ…って、ん?ごめん、なんだ?」
「士郎は、食べてくれる?その、なんていうか。普通に」
承諾してもらえるかが不安なのか、おずおずと士郎の方を見上げながら告げられた問いかけ。士郎がそれに返す言葉なんて、決まっていた。
「もちろん食べるに決まってるだろ」
「……そっか。」
そっか、と同じ言葉を繰り返して、へにゃりと浮かべられた心底嬉しそうな笑みに、どきりとさせられた士郎は少々顔を赤らめて―――
ゾクッ!!
ざあっと血の気を引かせた。
この殺気には悲しいかな覚えがある。理由は分からないが聖杯戦争中も度々奴から浴びせられた記憶がある。真白の背後、ずっと後ろの方――ぶっちゃけ、2kmくらい先の方に、ただでさえ鋭い目をさらに鋭くした仏頂面の弓兵が、士郎の方を思いっきり睨みつけていた。
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