睡眠は大事(キリッ
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どうすればいいんだろうなあ。
それってさあ、卑怯だよね?
だってぼくは、君が考える時間が欲しいって言ったから距離を置いたんだ。ゆっくり考える時間は必要だし、きみを余計に追い詰めるようなことはしたくなかったからね。
だけどどうだろう。きみはそれをいいことに何も言うことなくそれを維持し続けた。そのまま自然消滅っていうの?ぼくとの関係がきみにとって都合のいい状態に落ち着けばいいと思った。
きっときみはぼくを傷つけたくないとか、関係を悪くしたくないとか、そういう優しい心遣いをしてくれたんだろうね。ーー余計なお世話だよ。むしろ、悪印象しか抱けない。
別にさ、文句を言われようと嫌われようとぼくは怒らないよ。だってそれにはぼくに否があったんだろうから。流石に理不尽すぎれば反論させてもらうけど、基本的には反省して謝罪して、できるだけ改善できるように努力するさ。
それで以前の関係を保てるのかはともかくとしてね。
でも今の状況はなに?
ああ、勘違いしないでくれ。どうしてぼくと行動してくれないんだ、なんて言いたいわけじゃない。それこそ個人の感性は自由だしね。きみが不快だと感じているのなら、それを強制するような真似をするつもりはないさ。ぼくだってそんな分からず屋じゃあない。
ただね、言いたいのは、「どうしてぼくひとりが不利益を被るカタチになっているのか」、ただそれだけだ。
おかしいだろう?ぼくはひとりにならざるをえないのにきみはふたり。ぼくが受ける不利益をきみは受けない。ついでに言わせてもらえば、きみのそのお優しいはっきりしない態度のせいで、ぼくは他の人のところへ行っていいのかすらはっきりしない。どうしろっていうのさ?
言ったよね?ぼくは鈍いし、きっと傲慢で、無神経だ。自覚なくそういった言動をしていることは自覚しているさ。だからこそ指摘をしてほしいと何度も言った。
なにか思うことがあればはっきり言ってほしいって。残念なことに被害妄想が激しい方だから、とことん悪い方へ悪い方へとってしまうから、言ってくれないと動けなくなって困るって。
ああ、そういえばきみは長い付き合いになりそうな人には思うところがあってもはっきり言わない方なんだっけ。うん、別にいいと思うよ。けどさ、今の状況からぼくときみの付き合いが今後も長く続くだろうと本気で考えているのかい?
もしそうなら、ーー正気を疑わざるをえないな。
きみは言ったね、今はうまく言えないけれど、いつかちゃんと理由を言うって。いいだろう、信じようじゃないか。ぼくだってオトモダチを疑うような無粋な真似はしないさ。
ただし、もしも言うことがこのままなければ、ぼくはきっときみを心の底から軽蔑するだろう。
結局自分の都合のいいように逃げた、卑怯者だって。
空気を読めばわかるだろうって?きみこそ空気を読んでくれよ。この場面できみの発言を疑ってかかるほうが明らかに悪じゃないか。
もうこれ以上付き合う気はないと無言で主張しながらも、希望を持たせるような発言をする、ぼくにとってどちらをとっても茨道になるとしか思えないこのシチュエーションには感服するよ。ある意味なによりの嫌がらせだ。
もしかして、ぼくの申し出を断ったのもぼくへの嫌がらせのためかい?ーーまあ、単に自分のことでいっぱいいっぱいだったんだろうけどね。どうやらきみには先の展開がよくイメージできていないようだ。ぼくとしては単純に予防線のつもりだったんだが。
ぼくはさ。
ぼくは、これでも、ぼくなりにきみのこと、すきだったんだよ。
知らないうちにきみを傷つけてたのかもしれないけど、それでもすきだったんだ。
怒ってるよ。すごく。
でもそれ以上に悲しい。
ぼくの精一杯送ってきたメッセージがぜんぜん伝わってなかったこと。
それから、きみはぼくのことなんてぜんぜん気遣ってなんかいないこと。
きみのその態度はぼくを気遣っているものじゃなくて、単純に「きみがだれかをきずつけた」という事実にきみが傷つきたくないだけだ。
ねえ、思わなかった?
きみが当たり前に隣にいるものとおもって、きみの分までいつものように準備をしていたぼくの気持ちとか。
戻しにいくの、恥ずかしかったよ。大丈夫かなって、心配したよ。でもきみは、なにも言わなかったね。
きみがぼくと一緒にいたくないんだろうなって感じても、なあなあな言葉で流すから、結局ぼくはきみを待つべきなのか踏ん切りをつけるべきなのかがわからなくて、きみを問い詰めざるをえなくなった。そんなことはきっとないと理解はしていても、あるかもしれないもしもの場合に、きみを裏切りたくないから。
予想はしててもさ。言われるのは、辛いんだよ。言わせるのは、もっと辛いんだよ。
言うのも辛い、なんて認めない。きみにはそれをぼくに告げる義務があった。だってそうでなければぼくはとても困って、本当にどう動けばいいかわからなくなるんだから。現実に、社会的にダメージを受ける可能性もあったんだから。
ちょっと考えれば、想像できるはずなのに。
友達だったら、当たり前に言うべきことなのに。
それを沈黙と雰囲気だけで悟るべきだなんて、認めない。そんなの卑怯だよ。ひどいよ。ひどい、よ。
ぼくは、きみの前では泣かない。落ち込んだそぶりだってみせない。きみを責めない。きみがしたことをやり返してやろうとはしない。
負け犬の遠吠え?なんとでも言えばいいさ。
かなしいけど。おこりたいけど。でもそれがぼくの最後のプライドだから。
ここで折れてしまえば、もう立ち上がれなくなるから。
カチカチと携帯をいじる。友達というグループの中に、きみの名前があった。編集画面を操作して、「友達」を「知り合い」に変えた。それがこれからの正しい距離。
ほんとうは、嬉しいことがあったから、友達のきみに報告したかった。でも、そのときにはもうきみは隣にはいなかったから。
さようなら、と無言で別離の言葉を贈ろう。
きみがぼくに本当に向き合ってくれない限り、ぼくはきみのことを信じられる自信がない。
なんでかな。こうならないように、ぼくはたくさんきみに伝えてきた言葉があったはずなのに。
それが重かったのかな。煩わしかったのかな。
もういい、わからないや。
だって、きみはなにもいわないんだから。
ただひとつ言えるのは、たぶんきみはもう二度とぼくの隣にくることはないってことだけだ。
心にへだてなく付き合える人を友人と呼ぶのなら、ぼくに対してきっと自分のことをなにひとつ言えなかったきみは、友人ではありませんでした。
ならいいのです。自由になればいいのです。
ぼくはきみを束縛しません。ただきみのことがあまりにもわからないから、試行錯誤していただけです。それで掴んだと思っていた距離感が、間違っていたというだけの話なのでしょう。だから、もういい。
さようなら。さようなら。さようなら。
一人ぼっちの教室で打ったこの文章がきみの目に留まることなんてきっとない。
明日には、ちゃんといつも通りの自分に戻ってみせるから。誰に届くこともないメッセージを、今日くらいはただうたっていても、いいよね?
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