睡眠は大事(キリッ
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
フリーエリア
最新記事
(04/10)
(01/04)
(01/04)
(09/06)
(05/31)
プロフィール
HN:
此糸シキ
性別:
女性
ブログ内検索
カウンター
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
びっくりするくらい手間取った赤弓サイド。
軽く半年くらいかかったんじゃないだろうか構想練ってから。おかげでなんか違うシロモノに仕上がりました。なんていうか、思い込み乙。←
でもここまで仕上がったから次は駅長さん書くぜー!追試が終わった今、私を妨げるものは何もryいえ嘘ですね、土日バイトあるし。くそう。
中国感想はそのうちあげれたらいいなー。とりあえず、その・・・日本はとても料理が美味しい素敵な国だと思いました。あと中国茶は冒険しないことをおすすめします。一葉茶にがい。コーヒーとちがった系統でにがい。それともこれがえぐいという味なのだろうか。あと八宝茶…甘いお茶なんて、お茶なんてーーーー!道理で安いはずだまずいわ!
あと中国偽ブランドマジで路地で売りつけてくるんですね。10コで100元!って言ってました。10コも財布いらんわ!!(なんか違う)
軽く半年くらいかかったんじゃないだろうか構想練ってから。おかげでなんか違うシロモノに仕上がりました。なんていうか、思い込み乙。←
でもここまで仕上がったから次は駅長さん書くぜー!追試が終わった今、私を妨げるものは何もryいえ嘘ですね、土日バイトあるし。くそう。
中国感想はそのうちあげれたらいいなー。とりあえず、その・・・日本はとても料理が美味しい素敵な国だと思いました。あと中国茶は冒険しないことをおすすめします。一葉茶にがい。コーヒーとちがった系統でにがい。それともこれがえぐいという味なのだろうか。あと八宝茶…甘いお茶なんて、お茶なんてーーーー!道理で安いはずだまずいわ!
あと中国偽ブランドマジで路地で売りつけてくるんですね。10コで100元!って言ってました。10コも財布いらんわ!!(なんか違う)
君の笑顔が、頭から離れない。
とてもとても弱かった、お人よしな馬鹿な少女。それでも彼女は最後まで戦争を生き残り、とうとう聖杯を手にするに至った、最弱のくせに最強のマスターだった。
蒼い電子の海で運命を共にしようと伸ばした己の手は振り払われ、自分は最終的にリンという同一であり別人である彼の少女と共に第三虚構世界(SE.RA.PH)から現実世界へと実体化した。それからは、まあ色々あってリンと契約を交わし、彼女のサーヴァントとして暫く現世に留まった。さすがは別人とはいえ《トオサカリン》、紛争の中で彼女と過ごす時間はなかなか波乱万丈なものとなっている。
浮上していく感覚の中、私は、彼女を為すすべもなく、呆然と見ていることしかできなかった。可愛いとか綺麗だと見惚れていたとか、そういうわけではない。ただ、目を離せなかったのだ。
そのえがおがうつくしく、とうといものにおもえて。
動けなかった。壊せなかった。その笑顔こそが自分が辿り着くべきものだと。
あろうことか、羨望を抱いたのだ。異性に対するそれではない。子供じみた憧れのような。
自分もあの笑顔を浮かべる側になりたいと、願ってしまった。
そう、正義の味方を目指していた養父が、俺を見て地獄の中で浮かべた嬉しそうで泣きそうな、俺を救ってくれたのにまるで自分が救われたような笑み。
己のすべてのはじまりであるその笑顔こそが、歪んだ《エミヤシロウ》のはじまりであり目標であり願望であった。
慌ただしい現世でのふとした合間に頭を過る憧れた養父によく似たマスターの微笑みは消して不快なものではない。
きっかけはなんだっただろう。もう覚えていない。
けれど、あるとき、私は気づいてしまった。
まるで彼女は同じような(同じ『ような』?)笑みを(泣きそうな顔で)浮かべて(なにかを諦めたように)己を電子の海から(諦めたのはなんだ)(《生きること》だろう)(なぜ)(足掻けばいい)(嫌だと泣き叫べばいい)(当たり前じゃないか)(俺《エミヤシロウ》じゃあるまいし、死にたくないのは当たり前のことで)『殺したくない』(当たり前の、ことで)
――ほんとうは、だれよりもすくわれるべきだったのはだれ?
記憶の中で、彼女は微笑んでいる。
かなしそうに。しあわせそうに。あきらめたように。かなしそうに。
私は彼女の不安を押しこめた。(それは必要なことだった)
私は彼女の優しさを否定した。(それは必要なことだった)
私は彼女の甘えを咎めた。(それは必要なことだった)
彼女は私がパートナーでよかったと笑ってくれたけれど。惜しみのない全幅の信頼を与えてくれたけれど。
私は、本当に、彼女を助けられたのだろうか―――?
きっと道筋を示すことくらいはできただろう。少なくとも、間違った行動をとった覚えはない。その証拠に、己とマスターである彼女は最後まで勝ち残ることができた。けれど。
身体がなく、データだけで作られた、まっさらな存在だった彼女。もの知らずなところ以外は本当にありふれた、普通の少女でしかなかったマスター。
そんな少女が、ころされかけて。人をころして。子供をころして。友人をころして。
ただ《生きたい》、それだけのためにその手を汚したのに、自分はただのデータの集合体で、本当は生きてなんかいなくて。
それでも彼女はすべてを受け入れて、聖杯を手に入れてみせた。
――おかしいだろう、そんなの。
だって。
彼女はなにも知らなくて。
彼女はとてもやさしくて。
彼女は誰よりも弱くて。
弱かった、のに。
己の記憶には、彼女の涙も、弱音も、なにひとつ残っていないのだ。
「ぁ、」
手は取られなかった。彼女は私を信頼してくれたから。彼女は私を大切に想ってくれたから。だから彼女は私を救うことを選んだ。残り少ない時間で自分のために足掻くことすらせず。終焉を受け入れて、未来を諦めて、自己を犠牲に他者を救済した。まるでどこかのだれかのように。
「あぁあ、」
魔術師は『そういうもの』だと教えたのは誰だ。
死が『そういうもの』だと認識させてしまったのは誰だ。
お人よしの彼女に、割り切ることを、諦めることを強制したのは誰だ。
彼女は、救ってみせた。彼女の手のひらの上にあった、大事なものをすべて。彼女に為し得る最高の結果で。ただひとつ、彼女の存在を除いたすべてを。
私は彼女を導いた。勝つために。生き残るために。
そうしてまっさらだった少女がこの聖杯戦争の中で成長した最期の姿は、まるで己が憧れた正義の味方のようで。
――己は、彼女を自分がなれなかったセイギノミカタに仕立て上げたのだ。
だからきっと、彼女は自分を勘定に入れることができなかった。彼女(セイギノミカタ)は救う者であり救われる者ではない。
そして私は、彼女に守られた。(ほんとうは、おれがまもるべきひとだった)
彼女に、救われたのだ。(わたしは、おれは、かのじょをすくえた?)
なあエミヤシロウ。この身は、彼女を代償にするほどの価値があるとでも?
「――――――――」
もしも、もしも『次』があるのなら、今度こそ、君のことを救ってみせよう。
触媒もないのに数多の英雄の中でよりにもよってオレを召喚したのだから、きっとオレと君の間には強い《縁》があるのだろう。
《トオサカリン》や蒼い《槍兵》とだって幾度も顔を合わせている。ましてやこの身は守護者。喚び出されたいずれかの世界で、君を見つけることができる可能性はけして零ではないはず。今まで疎ましく絶望でしかなかった役目に
だから、助けてみせる。救ってみせる。オレにはその責任と義務がある。
君がオレを忘れていても。君がオレを嫌ったとしても。世界が君の敵にまわっても。君だけは、今度こそ、オレが助けて幸せにしてみせる。
02:ゆっくりと、心の中に浸み渡る感情。この感情の名前を、私はまだ知らない。
そう、他の誰でもない、このオレが、必ず君を。(そうしておれははじめてせいぎのみかたになれるのだ)
PR
この記事にコメントする